2019 2月20日 手術入院

ご報告です。

宅配便の段ボールをカットする際に、勢い余って親指の根元を切ってしまいました。かなり出血し近場の病院で縫ってもらいましたが、1週間後、親指が上方向に上がりません。

これは腱が切れているということで、北里大学病院で診察、緊急20日に手術入院しました。

思った以上に腱が斜めにスパッと切れ、中に引き込まれているため、他の部位も切って腱を押し出し引っ張り縫合するような状態でした。予定時間40分が約2時間近くかかって手術終了です。

現在、時々通院して消毒、あと2週間くらいで抜糸できるかの状態です。その後、リハビリを行う予定です。

この間、不自由で何かとご迷惑をおかけ致しますことご容赦下さい。

2019年2月24日

2019 月刊浄化槽2月号に楠本賞論文が掲載されました。 

2017年の浄化槽技術研究集会において発表した下記論文が、2018年の同大会において浄化槽研究奨励・楠本賞が贈呈されました。

その論文が月刊浄化槽2019年2月号に掲載されましたので、ご一読抱ければ幸いです。。

テーマ【浄化槽分野の社員満足度アンケート調査結果に関する一考察】

法政大学大学院 政策創造研究科 坂本光司研究室 〇石川 勝   岡城技術士事務所 岡城孝雄

2019年2月24日

2018年 12月12日 伊賀環境整備事業協同組合 第1回研修会に登壇しました。

伊賀環境整備事業協同組合は2年前に設立されたものです。伊賀市では直営で収集を行っている部門がありますが、他4社に許可を出して収集を行っております。ただし、直営部門については切ることができずに残っている現状のようです。伊賀盆地の古い町並みが残る地域において、下水道整備は困難なため浄化槽、農業集落排水施設での生活排水処理が行われています。当然、収集業務の歴史は古く、それぞれが業務遂行を行ってきましたが、市との連携、住民からの信頼を構築するためにも組合を組織されたとの事です。

現在、し尿処理施設の更新工事が行われ。平成31年度には汚泥再生処理センターとして生まれ変わります。

組合としては、浄化槽、農業集落排水施設等の知識を得ることに加え、それを処理する汚泥嗄声処理センターの知識も得ることで、市との連携強化、汚泥処理の適正化が図れるものと考え、2018年12月12日に第1回の研修会が企画されました。

テーマとしては「し尿・汚泥再生処理技術の基礎と運転管理について」と題し研修を行いました。

浄化槽技術と異なる点を中心にその技術的なポイント、現在計画されている汚泥再生処理センターに適用されるバチルス化技術、膜分離技術、HAP処理技術等、多岐にわたって研修を行いました。

伊賀市からご来賓として関連部局の部長、課長、所長が8名ほど出席され、研修にも熱心に聞き入っておられました。受講された方々は総勢60名程度おられ、日頃研修等は実施されておられない方々でしたが、熱心に聞かれていました。

組合が市からの確固たる信頼を確保され、廃棄物行政の一翼を担って、生活環境の保全に貢献されますことを祈念致します。

余談ですが、研修後、渡辺先生ですよね!と呼ばれ、10年以上前に浄化槽管理士講習や他の研修でご一緒させて頂いた方もおられ、歴史を感じた次第です。

2018年12月22日

2018年 12月7日 公益社団法人 沖縄県環境整備協会の浄化槽管理技術向上研修会に登壇しました。

2018年12月7日第6回平成30年度浄化槽管理技術向上研修会が那覇市の沖縄産業支援センターにて開催されました。

はじめに協会の会長から開会のご挨拶があり、以下のテーマで研修会が実施されました。

① 沖縄県の浄化槽検査結果と現状   協会の大城検査員

平成29年度分の法定検査の実績と不適正事例について説明されました。多くの離島を抱え、困難な状況の中で検査が実施され、7条検査における不適正率は22.5%と早期発見、早期対策が重要であることは言うまでもありません。11条検査を実施している設置主体が官庁22.9%、民間が77.1%と官庁関係の割合が高い。市町村における検査の受検率を整理し、市町村への働きかけも推進されている。検査結果における課題として、木根の侵入、多量の油脂混入、嫌気ろ材の浮上、操作盤内からの発火等が報告されました。

② 沖縄県の下水道と浄化槽の位置づけ及び浄化槽現場におけるトラブルシューティング   岡城

平成 26 年 1 月に3省(国土交通、農林水産環境)統一の「持続 的な汚 的な汚 的な汚 水処理 システム構築に向けた都道府県想策定マ ニュアル」が出され、それを受けて沖縄汚水再生ちゅら水プラン(沖縄県下水道等整備構想)を見直しがなされた。(1) 未整備地区における汚水処理の早期概成、(2) 既整備地区の効率的な改築・更新及び運営管理、( 3 ) 構想の進捗状況等の見える化を軸に検討された。日本全体の人口減少に反して、沖縄県の人口はこれからの10年は横ばい傾向にある。これらの汚水処理として公共下水道が平成25年度69.9%に対し平成47年度85.7%

を計画し、一方、農集・魚集が4.0%から7.2%へ、浄化槽は11.5%から7.0%を計画している。これらを見ると浄化槽より公共下水道の普及に力を入れるように見受けられるが、このプランの検討については、観光客数の急激な増加への考慮はなされておらず、リゾート等におけるホテル、民宿などに対して浄化槽が設置されていることが反映されていない。そのため、このプランには相当な困難性、実態との乖離が生じることが想像されるため、浄化槽業界と県との協議が必要と感じられた。

もう一つのテーマとしては、新しい浄化槽に採用されている担体流動、担体ろ過の基本事項を整理し、それから外れた状況に対してはどのように対応するかを整理した。また、生物反応槽やろ過槽を維持していくためには、空気配管系統の能力保持のための、ブロワから散気管までの点検、保守に重点を置き、写真、ビデオを用いて説明を行った。

今後は維持管理、中でも保守の時代に移行するため、現場で実践してもらえるように祈念致します。

 

 

2018年12月10日

2018年11月22日 平成30年度広環協廃棄物適正処理推進大会に登壇しました。

2018年11月22日に平成30年度広島県環境整備事業協同組合が主催する廃棄物適正処理推進大会が尾道国際ホテルで開催されました。

以下に示す次第に従って進められました。

式典 広環協鉄本理事長からの主催者挨拶後、ご来賓(広島県知事、尾道市長、県会議長、県会副議長、三原市市長、安芸高田市長、庄原市長、世羅町長等)からの挨拶がなされました。

第1部 講演 「県環境行政の現状と今後の展開」 広島県 循環型社会課一般廃棄物グループ主査石田陽子氏から1.平成30年7月豪雨に伴う災害廃棄物処理方法、2.一般廃棄物処理事業の状況~第4次広島県廃棄物処理計画~、3.浄化槽の適正な維持管理についての3点について講演されました。

第2部 「浄化槽維持管理システム構築の歴史と現状~保守点検、清掃、法定検査の役割と責任」と題し岡城が講演しました。

第3部 「行政・業者の役割」と題しパネルディスカッションが行われました。

パネリストは以下のとおりです。

・槙山博之 氏  尾道市参事

・河野弘子 氏  特定非営利活動法人おのみち環境衛生研究会 理事

・団野克己 氏  団野法律事務所 所長

・川内雄二 氏  有限会社尾道クリーンサービス 代表取締役

・鉄本秀樹 氏  広島県環境整備事業協同組合 理事長

・岡城孝雄

司会 高山浩一 氏 公益社団法人広島県浄化槽協会 専務理事

今回、尾道市において本大会が開催されたのは、平成26年に3省から示された「持続的な汚水処理システム構築に向けた都道府県構想策定マニュアル」を受けて尾道市が検討され、200年計画であった下水道計画を浄化槽へ大幅に変更されたことに対応したものです。

尾道市が全体計画の変更の検討において次の3点を前提とされました。

①公共下水道と合併浄化槽の設置費及び管理費は、尾道市の実績単価で比較する。

②公共下水道は宅地に面するすべての道路に管渠整備を行う。

③合併浄化槽は1宅地毎に整備する必要があるが、既に合併浄化槽が整備されている宅地は汚水処理済とする。

変更前の事業費1,125億円に対し、変更後は232億円に大幅縮減されることがわかりました。

大幅に浄化槽へシフトすることに対して、浄化槽がその機能を発揮するための役所、住民、業者の役割と責任について、再確認するものでありました。住民目線に立った浄化槽の推進、そのための役所と業者の関係性と事業推進方法等について意見交換がなされました。特に浄化槽の所期の性能を発揮させるためには、関係する技術者の技術力向上、法定検査の検査率向上、清掃の実施率向上、さらには住民への説明や信頼確保等が重要であることが確認されました。

尾道市を例として、広島県全体としても 同様な課題があり、浄化槽に関連する方々の一層の連携、努力、活動が必要であることが再認識され、今後に期待される有意義な大会となりました。

2018年11月23日

2018年11月16日 一般社団法人千葉県維持管理業協会の技術講習会に登壇しました。

2018年11月16日一般社団法人千葉県維持管理業協会が例年行っている技術講習会に呼んで頂きました。

本協会は千葉県内の上下水道施設の維持管理等を行っている5社が設立した団体で、水処理施設の維持管理に関する技術・安全対策等の向上、調査研究および講習会・研修会・見学会などを事業内容としています。

平成30年度の技術講習会は11月16日(金)ホテルプラザ菜の花(本千葉駅)で開催されました。

参加人数は約60名を数え、本協会の会員に加え、千葉県の職員(県庁、下水道事務所)の方々も数多く出席されていました。

プログラムは代表理事の挨拶後、

1.来賓挨拶 千葉県県土整備部の高橋伸生下水道課長よりご挨拶と①下水道事業の持続的な運営、②ストックマネジメント等、今後の下水道事業の方向性についてもお話されました。

2.技術講習会 「汚水処理の世界・日本の状況について」と題し岡城が講演致しました。

本講習会に呼んで頂いた時には、私の専門の浄化槽だけでは本協会の会員の方々には不適と考え、少し幅広く汚水処理関連の話をしようと考え、内容を検討しました。

結果として、次のようなお話をさせて頂きました。

・汚水処理の歴史(世界と日本)

・下水道の普及率、下水道が未達エリアにおける汚水処理

・ミレニアム開発目標(MDGs)からみた汚水処理の現状

・下水道構造物の老朽化によるシンクホール(下水道管老朽化による破損、陥没事故)、下水管内の油問題のファットバーグ

・下水道関連の海外協力の状況

・浄化槽の海外展開

・発展途上国における生活排水の処理状況

・喫緊の日本国内下水道が抱える課題(老朽化し下水管内への雨水浸入がある分流式下水道の運転、省エネ、温暖化対策、安全対策、ドイツにおける下水汚泥令)

・下水処理水の再利用、宇宙のトイレにおけるし尿の処理

90分を超える講演でしたが、受講された方々からは、あっという間の90分でしたとのお声を頂きました。

知識の片隅に置いて頂ければ幸いです。

 

2018年11月18日

2018年 11月6日、7日富山県主催の研修会に登壇しました。

富山県では生活環境文化部環境政策課が主催する浄化槽管理士技術講習会(委託先:公益社団法人富山県浄化槽協会)が例年実施されています。

2018年は11月6日高岡会場、7日富山会場で実施され、いずれも90人程度の出席者でありました。

講習会の内容は次のとおりです。

講演 Ⅰ 浄化槽行政の動向について      富山県生活環境文化部 環境政策課

講演 Ⅱ 浄化槽の現場における様々な疑問、トラブルへの処方箋    岡城

実は、2015年(教育センター職員時代)にもこの研修会に呼んで頂き、講演Ⅱの中で4テーマをお話しました。2018年は、2017年に実施した際に受講生から示された希望テーマに沿って4テーマを選択して実施しました。水質計測器の基本的な事項、浄化槽の好気性処理に欠かせないブロワから散気装置までのメンテナンス等、日頃の保守作業に焦点を絞る形で実施致しました。

富山県は保守点検回数が12回/年で実施しています。その結果として、点検重視となる傾向があり、今後は付帯設備等の老朽化を見据えた保守・補修等が重要になってくるものと考えられます。

継続的に所期の性能が発揮されますように、点検保守がなされることを祈念しております。

2018年11月10日

2018年 10月30日~11月5日まで中国四川省に行ってきました。

四川省農業庁は、日本の農業技術の協力と交流を強化するため、「家畜-処理の家畜糞尿を効率的に使用-草-家畜養殖-美しい農村」の環境循環型モデルを立ち上げ、2017年より四川省の農村家畜糞尿の効率的有効利用、美しい農村の建設実証事業をスタートし、今年は2年目となります。

今回のプロジェクトでは、現地視察と研修を目的に実施されました。

視察した場所、研修を行った場所は、次のとおりです。

① 崇州市 農村振興地域 農作物エリア、畜産エリア、住居エリアと区分して、一体型の農業地域を形成しているモデル地区を視察しました。他にも多くの見学者が来られていた。

② 崇州市 华川集団 民間の施設で広大な地域に農業、研修等を数百人規模で実施でき、宿泊もできるセミナーハウス、ゲストハウスを視察しました。

その施設において、浄化槽(日本環境整備教育センター雲川氏と岡城)、農業関連(広島県から阿部農園の阿部氏と広島県立総合技術研究所の新出氏)について講演を行いました。

③ 中江県 四川省特産の山椒を40ha栽培している場所で、牛舎の排水を嫌気性消化した液肥を農業利用していました。

④ 中江県 住宅関連では、その生活排水等を腐敗タンクへ導入し、メタンガスを有効利用した中国国内では初めての施設、地域を視察しました。

⑤ 成都 農業庁の出先の職員が成都に会し、②で行った講演を同じように行いました。

講演においては、極めて活発に質疑がなされ、関心の高さが感じられました。

今回も四川料理を堪能し、世界遺産の都江堰、青城山、パンダ繁育研究基地等にも行く事ができました。

 

 

2018年11月10日

2018年10月24日・25日 広島県主催の浄化槽維持管理業務講習会の聴講、広島県浄化槽協会の理事会に出席しました。

広島県では、浄化槽の適正な維持管理において、事業者による技術上の基準に沿った業務が欠かせないことから、維持管理業務に関する知識の習得や技術力の向上を図るとともに、浄化槽の維持管理業務に携わる者の人材育成を行うことを目的として、主催が広島県および広島県内全市町として本講習会を平成29年度から実施し、本年度は2年目となる。

開催日時・場所は10月22日広島地区、10月23日三次地区、10月24日福山地区として実施され、そのうちの福山地区の講習会を聴講させてもらった。

講習内容

1.浄化槽行政の現状         広島県循環型社会課

広島県内市町の浄化槽の普及状況、都道府県構想の見直しに伴う下水道から浄化槽への変更、浄化槽関係者の位置づけと維持管理の流れ、保守点検業の登録・清掃の許可、法定検査受検の状況、業者の責務(技術上の基準に従った業務遂行、浄化槽管理者への説明や普及啓発)等の説明があり、浄化槽の普及と正常な機能維持による公共用水域・生活環境の保全及び公衆衛生の向上を目指すことが示された。

2.浄化槽管理者に対する接遇マナー  広島県循環型社会課

浄化槽の業務に係る浄化槽管理者との連絡、業務遂行のための準備、身だしなみ、お客様との接し方、話し方、応答の仕方、業務実施後の結果報告等、浄化槽管理者の信頼を得るための接遇マナーについてDVDを用いて説明がなされた。受講生は食い入るように見ておられ、日頃の接遇への反省と今後の業務への活用が期待されるビデオであった。

3.浄化槽の維持管理実務に関する講習 (公財)日本環境整備教育センター

近年設置されている性能評価型浄化槽の特徴や処理機能の原理を理解するための説明とともに、広島県版の保守点検・清掃の記録票活用に向けて、その記入方法について説明がなされ、今後の課題として電子化による効率化等についても説明されていた。

3か所で地域ごとに講習がなされ、今後も継続して実施し、資格者・従事者全員のレベルアップを図るとの事である。広島県・広島県内市町が主催で行われることは極めて有意義であった。

 

翌日の10月25日には、公益社団法人広島県浄化槽協会の理事会が開催され、出席するとともに本講習の状況について、参加者が熱心に受講していた旨の報告を行った。

 

2018年10月27日

2018年10月9日・10日 第32回全国浄化槽技術研究集会に参加しました。

第32回全国浄化槽技術研究集会が2018年10月9日・10日に愛知県名古屋市「名古屋国際会議場」で開催されました。

10月9日の午前中に20題の研究発表が行われました。20課題のうち12課題が浄化槽関連団体・法定検査機関からの発表で、法定検査の現状、トラブル対策等が中心であったが、加えて先進的な課題にも取り組んでいる事例が認められた。その他、大学関係者や民間からの発表がなされた。

本研究発表には【宮古島、石垣島の地域特性と汚水処理の現状について】と題し発表致しました。

有限会社パラダイスアメニティ ○西里泰徳、渡久山吉隆、西表夕嗣   岡城技術士事務所 岡城孝雄

今回は宮古島と石垣島に焦点を絞り、し尿処理・生活排水処理に携わる者として、その状況を知ってもらいたいと思い取りまとめることにしました。

午後からは式典が行われ、まず主催者挨拶、来賓挨拶がなされ、全国的に有名な大村秀章愛知県知事、河村たかし名古屋市長自ら出席され、祝辞を述べられました。

次に浄化槽関係事業功労者環境再生・資源循環局長表彰が贈呈されました。

続いて、浄化槽研究奨励・楠本賞が優秀賞2課題に対し贈呈されました。下記の課題が選ばれ、表彰式には石川氏の代理で岡城が登壇し、受け取って参りました。

その1【浄化槽分野の社員満足度アンケート調査結果に関する一考察】

法政大学大学院 政策創造研究科 坂本光司研究室 〇石川 勝   岡城技術士事務所 岡城孝雄

その2【音声認識を活用した浄化槽維持管理システムの取組みについて】

株式会社HHC  〇東晃一 齋藤英俊

次に、公益財団法人日本環境整備教育センター理事長感謝状が贈呈され式典を終了しました。

本年度の特別講演は東京福祉大学大学院の喜多村悦史副学長が「生活排水処理改革」と題し発表されました。

引き続き、次回開催地(秋田県)から挨拶がなされ閉式となり、夕刻からは懇親会が盛大に執り行われました。

10月10日は行政担当者研究会・浄化槽検査員研究会が併催され、最新の情報について話題提供され閉会となりました。

2018年10月24日