2019 10月11日 水処理・測定技術セミナーに参加しました。

セントラル科学株式会社が主催する水処理・測定技術セミナー ~水処理技術の持続的発展と最適化のために~ に参加しました。

講演プログラムは次の3編で構成されていました。

1.「排水処理プラントの最適化と窒素・リン処理」

講師:Natalie Leiprecht 氏 Xylem Analutics WTW社

2.基調講演「持続可能な水道/下水道を実践するために」

講師:眞柄泰基 氏

3.「TOCモニタリングによる水処理の最適化」

講師:Amada Scott 氏 Suez Water Technologies & Solitions Analytical Instruments社

台風直前で欠席される方も多くおられましたが、出席者数は100人以上おられました。若い方から熟練の方まで多様な方々でした。眞柄先生に関連する業界、つながりが背景にあるものと思われました。その中には、ご指導頂いてきた現在中央大学の渡辺義公先生、元西原環境の大久保さん、インドネシアのウジュンパンダン「下水および廃棄物処理計画の事前調査」へ一緒に行った 株式会社TECインターナショナルの中尾正和さんにお会いできました。

Xulem社、Suez社は世界的シェアを持つ大きな会社であり、本講演では処理技術とセンサー技術の内容でしたが、水処理技術的には既知のものでしたが、センサー技術については、新たな展開が感じられました。これらを用いた管理へシフトしていくことが認識されました。

眞柄先生からは、これまでのご経験からの歴史的な話、それを踏まえた将来の方向性等、課題整理も含め有意義な講演でした。

 

2019年10月14日

2019 10月9~10日 第33回全国浄化槽技術研究集会に出席しました

第33回全国浄化槽技術研究集会が2019年10月9日、10日秋田市秋田キャッスルホテルにおいて開催されました。

10月9日の午後から公益財団法人日本環境整備教育センターの由田秀人新理事長の主催者挨拶により式典が開会されました。

次に環境省、国交省、農水省、秋田県知事、秋田市長、(一社)秋田県浄化槽協会会長から来賓挨拶が行われました。

引き続き、浄化槽関係事業功労者 環境再生・資源循環局長表彰、浄化槽研究奨励・楠本賞、(公財)日本環境整備教育センター理事長感謝状が贈呈されました。

式典の後、特別講演が「浄化槽法改正と地方創生」と題し、グローバルウォータ・ジャパン代表吉村和哉氏より行われました。国連ニューヨーク本部に環境審議官として勤務された経験を活かし、マスコミにも多く出演され、水問題について解説されています。浄化槽法改正については、国会浄化槽議員連盟の事務局長と親しく、浄化槽法改正に向けて種々相談を受けたことから、その経緯を説明されました。さらに、水問題としては、問題として捉えず資源循環の手法として、「水と食料とエネルギー創出」の三位一体で考えていく重要性を示されました。

その後は、研究発表が2会場に分かれ、合計16本の発表が行われました。発表内容は多岐にわたっていますが、発表者としては検査機関が多くを占めていました。検査機関の努力に伴う実力向上が感じられました。一方で思い込みや中途半端な実験も見られ、適切なアドバイスを受ける必要性も感じられました。

研究発表の終了後は懇親会が盛大に行われ、会場内には溢れんばかりの人・人でした。数々の旧友と再会し楽しい一時を過ごしました。

翌日の10日には浄化槽行政担当者研究会・浄化槽検査員研究会が行われ、各所からの行政報告、情報が浄化槽の第一線で活躍される方々へ提供され、今後の施策、指導等に役立てられるものと思われました。

来年は関西国際空港からほど近い泉佐野市で開催される予定です。来年も参加したいと思います。何か研究発表も計画したいですね。

2019年10月14日

2019 10月1日 「浄化槽の日」第33回全国浄化槽大会に出席しました。

2019年10月1日浄化槽の日に第33回全国浄化槽大会が九段下のホテルグランドパレスにおいて開催されました。

大会は下記の次第に従って行われました。

1. 実行委員会挨拶   全浄連 上田 会長

2. 挨拶

  • 環境大臣 小泉進次郎 (式典は欠席、代理挨拶)
  • 国交大臣 赤羽一嘉

3. 浄化槽適正整備推進決議 浄化槽システム協会 松本 会長

4. 表彰状贈呈

  • 環境大臣表彰22名
  • 国交省建設産業局長表彰7名
  • 国交省住宅局長表彰2名
  • 環境省大臣官房環境再生・資源循環局長表彰21名

5. 標語募集結果発表 最優秀者 表彰

6. 記念講演

講演1 「浄化槽法の改正について」

浄化槽推進議員連盟 事務局長 衆議院議員 小林鷹之

浄化槽法改正に向けたこれまでの経緯、今後の課題について話された。

講演2 「中山間地での生活排水処理の取り組み~合併処理浄化槽の活用と公的管理~」

兵庫県佐用町 菴逧典章 町長

これまで30年にわたり生活排水処理計画の立案から施設建設、維持運営を行って来られた。

平成21年の災害からの復旧に取り組まれ、人口減少に対応する施設の統廃合によるコスト削減等を実践されてこられた経験から合併処理浄化槽の利点を整理され、その推進の効果を示されました。

7. 懇親会

上田会長、国会議員からの挨拶の後、日本環境整備教育センター由田理事長の乾杯発声がなされた。

式典に欠席された小泉環境大臣が懇親会には出席され挨拶され、時の人という感が強く会場は大いに盛り上がった。

今後の浄化槽の必要性、普及促進に向けて、皆が期待するところであるが、700万基以上に存在する浄化槽の把握と適正な維持管理にも重要視していってもらいたいものです。

2019年10月6日

2019 9月9日 京大テックフォーラム【社会課題から読み解く「水・衛生問題」】に出席しました。

2019年9月9日に京大テックフォーラム【社会課題から読み解く「水・衛生問題」~SDGs・防災・減殺へのアプローチ」】に出席しました。当日は台風の影響で交通機関が乱れ、出席者が大幅に影響されました。

今回の趣旨に沿って以下の3テーマの講演が行われました。

・小坂 浩司 国立保健医療科学院 生活環境研究部 上席主任研究官
『環境変化に対応した水道水質管理』

工場排水の混入に伴って除去困難な状況が発生したり、上水技術の高度化(オゾン処理、塩素処理等)によってホルムアルデヒドが発生する等、新たな問題も発生していることが示されました。また、管理が民間に移った場合に、きめ細かい水質管理ができるのだろうかという課題も感じられました。

・平山 修久 名古屋大学 減災連携研究センター 准教授
『災害廃棄物マネジメントの技術開発と実践』

災害廃棄物について、これまでの発生量予測では不十分であった事に対し、東日本大震災を例にマッピングと各地域からの廃棄物量を整理し、災害廃棄物の原単位を算出し、それをさらに検証する事で今後の施策に役立てることができるとの事でした。

・原田 英典 京都大学大学院 地球環境学堂 助教
『アジア・アフリカの衛生改善とサニテーションの価値』

原田先生とは環境省の廃棄物処理等科学研究費補助金に係る分担研究に係らせて頂き、ベトナム、バングラデッシュ、タイ等への調査に同行させて頂いた。変わらずに勢力的に活躍されておられた。今回のテーマは、あらためて以下のテーマで話された。

・衛生とは?

・SDGsにおける水・衛生とは?

・サニテーションの方向性を考える 1、2、3

アジア・アフリカにおける水環境、衛生環境の実情について、その課題を整理して頂いた。日本に居ながらには想像もつかない実情を再認識したしだいです。

2019年10月4日

2019 7月29日~8月1日 パラダイスアメニティ(石垣島、宮古島)にて研修等を行いました。

2019年7月29日~8月1日に有限会社パラダイスアメニティを訪問し研修等を行ってきました。

2018年10月9日第32回全国浄化槽技術研究集会(名古屋国際会議場)において、【宮古島、石垣島の地域特性と汚水処理の現状について】と題し発表致しました。両島ともに観光人口が急激に増加し、特に宮古島では各種建築物の建築ラッシュが続き、「宮古島バブル」と呼ばれています。

本研究発表では、これら建築物の排水処理に浄化槽の適用事例が多く、沖縄県の汚水処理施設の整備計画に示された公共下水道へシフトするものとは乖離減少が認められます。既存の下水処理場の老朽化が進み、これらの対策が喫緊の課題となっています。

一方、宮古島では排水路 が無いことによって 、 排水処理施設からの処理水は 、 地下浸透方式 を取らざる を得ません。しかし、 保健所職員の竣工 検査 の 現場 視察 をクリアしなければならないので 、その時点 ま では溜め槽として工事 します。5人槽浄化槽では1週間分の貯留が必要ですので 、 約7 m 3 必要になります。その建築構造物も竣工検査が終了するとすぐに底に穴を開け、地下浸透させますので、無意味な構造物をわざわざ建築する不思議な現状です。これに関しては法定検査でも黙認の状態であり、保健所と合わせても道路管理者(宮古島市)に改善の提案をしているようですが、なぜか拒否されてしまう現状です。

今回の訪問では、宮古島市役所の担当部長、副市長、市議に現状を再認識して頂き、早急な対応の必要性を説明して参りました。

パラダイスアメニティの職員の方々とは、現場視察、アドバイス、事務所における研修と試験を実施し、能力向上に努めてきました。

気温は東京より2度低い状況でありましたが、太陽光の強度は半端ない状況でした。夏休みに入ったこともあり、飛行機はいずれも満席でした。

観光立県として、美ら海、美ら島を保全していくためには、浄化槽の活用が必須と考えます。下水道計画の変更、汚泥処理の新たな計画、浄化槽設置要綱等の検討等を早急に実施することが重要と考えます。

2019年8月5日

2019 7月4~5日 富山県水産加工場の汚水処理施設の運転状況調査および技術指導を行ってきました。

2019年7月4日と5日にかけて富山県にある水産加工場に行ってきました。富山県はホタルイカ、白エビ、カニ、ノドグロ、ブリ等の水産品が有名ですが、これらを加工する工場も多く設置されているとのことです。小規模加工場ではどうやら垂れ流しも多いようですが、本加工場の汚水処理施設は活性汚泥法による処理を実施してきました。

しかしながら、近隣からの悪臭クレームがあり、これまでも種々の対策が行われてきたようです。

これまでの対策例としては、次のものがありました。

・ばっ気槽へ接触材を固定して処理効率を上げる対策 ⇒ 現在、接触材は引き上げられており、接触材が出回り始めた頃からの失敗事例の典型であります。接触材を充填した当初は接触材下部からのばっ気等により効率が上がったように見えますが、実際には汚泥の捕捉とともに旋回流の異常により汚泥の腐敗が生じ、悪臭の発生を助長してしまうことになったと考えられます。

・原水ポンプ槽、流量調整槽に散気装置を全面に多数本設置し、全面ばっ気による処理を行う対策 ⇒流入汚水に含まれる臭気成分を除去するためのばっ気ですが、汚泥濃縮槽をばっ気し活性汚泥を原水ポンプ槽へ返送することで、流入側から汚水を処理することで処理効率upを図っています。この点は理にかなっていますが、前処理への空気量は過剰であり、ブロワ室に新設された新ブロワの空気量に見合う空気取り入れ開口になっていない現状にあります。

・ばっ気槽におけるpH低下対策として第2ばっ気槽のばっ気抑制対策 ⇒ 処理水のNOx-Nが50mg/L程度あり硝化の進行が確認され、pH低下の要因と考えられました。一方、DO濃度は0.4mg/L、SV30は98%以上、汚泥の色はこげ茶色、生物相観察ではワムシが観察されるなど、DOは流入負荷が小さくなる時間帯、流量調整槽のポンプが停止した時間帯では上昇するものと考えられ、DOが低い要因には汚泥濃度が高い、汚泥引き抜き量が少ない影響と考えられました。

今後の運転方法としては、臭気対策としては前処理スクリーン設備のし渣の管理、シャワーリング、返送汚泥の前処理への増加、空気供給量のコントロール、汚泥搬出頻度等によって対応が可能と考えられました。

2019年7月11日

2019 6月29日 株式会社ミカサ創立30周年記念パーティに出席しました。

2019年6月29日の午前中に従業員の方々の研修および打ち合わせを行いました。

30周年記念パーティはホテル日航オアシスタワーで総勢約40名のほのぼのとしたパーティでありました。

株式会社ミカサは大分の中小企業ではありますが、富士山の頂上に燃焼式トイレを整備する等、山岳トイレに貢献されてきました。その後はバイオトイレの開発を行い、環境省技術実証事業に参加し沖縄県竹富島でその実証を行いました。その時の委員会の座長を行ったことが縁となり、現在技術顧問を行っています。

このバイオトイレは種々改良が行われ、海外協力としてペルー、カメルーンへ出荷されています。現在このバイオトイレを用いたレンタル事業も営なわれ、他にもレンタルルームなども手掛けられています。

本パーティはこれまでにお世話になった方々、従業員を含むその御家族への感謝を込めたものであり、ますます楽しい会社作りに邁進されるものと思います。

2019年6月30日

2019 6月28日 株式会社日豊清掃センターを訪問しました。

2019年6月28日 技術顧問をしている株式会社日豊清掃センターを訪問し、約3時間にわたって研修を行いました。

初めての研修でしたので、顔合わせとレベル確認から始めさせて頂きました。約30人程度集まった中には保守点検と清掃担当が混在していたようです。

まず、浄化槽の立ち上げ段階における微生物の役割についてお話し、近年の消毒剤問題、消毒前後のBOD、残留塩素の測定問題、小型合併処理浄化槽の変遷とコンパクト浄化槽が抱えるトラブル事例等をお話ししました。

また、予め従業員の方々に質問事項を出して頂いておりましたので、その回答を行いました。主な質問は次のようなものです。

・水量過多への対応方法、・界面活性剤の処理、・各種薬剤や糖尿等の影響、・窒素‣リンの安定処理方法、・し尿‣浄化槽汚泥の発生原単位、・浄化槽汚泥濃縮車に係る種々の質問 等

今後も現場からの質問を寄せて頂き、キャッチボールしていく事としました。

 

2019年6月30日

2019 6月25日 公益社団法人広島県浄化槽協会の総会に出席しました。

2019年6月25日 公益社団法人広島県浄化槽協会の総会に出席しました。

議事案件は次のとおりで、何れも承認されました。

1号議案 平成30年度決算報告の件

2号議案 令和元年度資金調達及び設備投資の見込み変更の件

新社屋の建設に係る仕様変更に伴う資金繰りでしたが、現事務所の家賃相当で返済可能とのことで承認されました。

3号議案 役員改選の件

2年の理事の任期切れに伴う改選でしたが、前回と同様なメンバー構成となり、岡城も2年間務めさせて頂くことになりました。

その他、報告事項があり、その後、懇親会に入りました。浄化槽法の改正に伴う協会の方針等が話題になりましたが、県、市町、設置者に十分理解して頂いて推進する必要があることを、岡城の中締めの挨拶とさせて頂きました。

 

2019年6月26日

2019 6月21日 自己処理型トイレ研究会の総会に出席しました。

2019年6月21日 自己処理型トイレ研究会の総会に特別会員としてオブザーバー出席しました。

平成30年度の活動報告、決算報告および令和元年度の実施計画、予算を議案として検討されました。各議案については承認され、令和元年度も協力して実施していくことが確認されました。

その後、各社の近況、課題が報告され、山岳トイレの需要は大幅に減少し新設は望めないことから既設置の装置のメンテナンスから更新へ向けた動きを実施していくとの事。また、快適トイレの流れからレンタルトイレの動きも活発化してきているが、その維持についての課題も報告された。

一方、道路工事等の面的に移動しながら作業員のトイレも移動したいという要望に対し、車載型トイレの需要が見込めるとの事ですが、廃棄物処理法上の課題もあり慎重に扱っていく必要性が示されました。

2019年6月26日