2017年7月11~12日 公益社団法人石川県浄化槽協会 平成29年度 浄化槽関係技術者講習会に登壇しました。

公益社団法人石川県浄化槽協会では、毎年浄化槽技術者講習会を実施しています。例年、行政担当者、検査機関および外来講師による講習との事です。

平成29年度は、石川県浄化槽協会からの開催挨拶後、以下のプログラムで金沢会場(40名程度)と七尾会場(50名程度)の2か所で行われました。

1 . 浄化槽行政について ~浄化槽における課題と対応~

講師:石川県土木部都市計画課 生活排水対策室 専門員 宮井雅史 氏

浄化槽法に従った各種手続きの再確認とその徹底によって、法定検査の受検率の向上、ひいては行政と業界が連携して公共用水域等の水質保全に寄与していくことが課題であることが示されました。

2. 浄化槽法7条及び11条法定検査の不具合事例と改善方法について

講師:石川県浄化槽協会 検査課長 松本考功 氏

法定検査で確認された不具合に対して、その後の経過観察を行い、改善された事例報告が行われました。それぞれが事例ではありますが、他の現場でも同様なことが起きているものと考えられ、これらの情報を共有することは極めて重要といえます。

3. 中・大型浄化槽のポイントと不具合の改善について

講師:岡城技術士事務所 所長 岡城孝雄

検査機関からの情報では、石川県内に51~500人槽は880基、501人槽以上が182基と1,000基程度存在し、基数としては多くないものの、水環境への汚濁負荷は大きいものがあります。

本講習内容は、日頃業務対象としていない方々もあると考えられましたが、対象となる浄化槽について、過去に習得した基本事項の確認と再認識、性能評価型浄化槽の特徴と課題等についてお話しました。小型浄化槽にも共通する部分もありますが、岡城の経験した事例を多く示しながら進めるうち、多くの方がメモを取りながら真剣に聞いて頂いた講習になりました。

今後の業務に少しでも役立てて頂ければと祈念致します。

 

2017年7月12日