2017 10月17日~19日 有限会社パラダイスアメニティ(宮古島市、石垣市)の研修会に行ってきました。

10月20日に沖縄県合併処理浄化槽普及促進協議会による浄化槽行政職員研修会が沖縄本島名護市で開催されるに先立ち、技術顧問契約を締結した有限会社パラダイスアメニティの第2回目の研修会に行って参りました。

宮古島市では、次の5か所の現場を視察、研修、役所訪問等を行いました。

①宮古島ドームの浄化槽(アムズFXF型+土壌処理)、②食堂の浄化槽(アムズ担体流動・浮上ろ過方式14人槽)、小型浄化槽(③FCE型、④KZ型)、⑤島の駅の浄化槽(担体ろ過方式)①は極めて低負荷運転、②~⑤は高負荷運転であり一般住宅も食堂等の営業施設も人口増、観光人口増によって、性能評価型でコンパクト型浄化槽は高負荷運転となる傾向があることが確認されました。そのため、宮古島市における浄化槽の維持管理では、DO、汚泥管理等に重点を置く必要が示されました。また、宮古島市の特徴としては、放流先が無いため地下浸透放流が行われている現状にあります。宮古島市は地下ダムによって水道供給が行われており、常に硝酸汚染に悩まされてきています。地下ダムの水源はやや異なるとしても、先に示した人口増、観光人口増に対しても抜本的な対策が必要と考えられます。

次に役所に表敬訪問を行い、下水道の状況、汚泥の下水道投入の状況等についてヒアリングを行いました。

引き続き座学としては、設置基数が増加傾向にあるKZ型、CA型に関する基本事項と基礎知識の小テストを行って、基礎知識ベースの底上げを図りました。

石垣市では、座学を中心に研修を行い、次回は石垣市でも現場研修が行えればとの要望がでました。

<備考>

石垣島から船で20分程度の所に竹富島があります。そのカイジ浜(星の砂のビーチ)で環境省山岳トイレ(現在は自然地域トイレ)し尿処理技術実証試験を平成19年8月から平成20年1月まで行いました。実証申請者は㈱ミカサで自然エネルギーを利用した自己処理型バイオトイレについて、実証機関は沖縄県環境整備協会で技術実証委員会を設置し、委員長を務めさせて頂きました。太陽光発電を取り入れたバイオトイレとして実証することができました。

その後は、バイオミカレットとして販売され多くの場所に設置され、海外にもODA事業でペルー共和国、カメルーン共和国にも設置され、効果を発揮しているようです。

 

 

2017年10月30日