2023年 8月27日 8月お盆明けから今日まで

お盆は業務上はお休みと言いたいところですが、17日の民生委員児童委員協議会(民児協)の定例会および同協議会の広報委員会の資料作成などの準備をしました。

17日の定例会は、毎月実施される市民児協の常任理事会をうけて民生委員児童委員へ今後の活動内容等を連絡するとともに、大野南地区民児協独自の連絡事項、協議などを毎月行っているものです。広報委員会では、民生委員児童委員の活動内容を大野南地区の皆様に知って頂くための広報資料を作成中で、南地区全戸(17,000部程度)に配布予定です。

18日は午後から技術顧問をしているパラダイスアメニティ(宮古島、石垣島)とのリモート打合せ、勉強会を行いました。これからも定期的に実施していきます。

18日の夜には、教育センター後輩2名と磐城高校の後輩とで会食を行いました。良い後輩に囲まれて楽しい時間を過ごしました。

19日の夜には、出身校である東京理科大学工学部化学工学研究室の同窓会幹事会(現在、岡城が会長)のリモート会議を行いました。2018年に同窓会を実施しましたが、コロナ感染症の影響でその後は実施することができず、2023年は是非実施したいと連携を深めました。

21日は、大野南民児協の災害時活動委員会のワーキングを行い、要援護者への対応等について検討を行いました。

22日は大野南地区まちづくり会議に出席し、伊勢丹相模原の跡地、その周辺の活用について検討を行い、相模原市へ提案できる資料を作成することを目的に会議を進めています。

23日は、岐阜羽島の海津市へ行きました。目的は、NPO法人トイレ研究所が独立行政法人国立青少年教育振興機構からの委託事業で、「汚水・し尿などの再利用に関する取組みを紹介するための動画コンテンツの作成およびウェブ公開」に向けて、株式会社日本環境管理センターの協力を得て、汲み取り便所、その抜き取り作業をうんち帽子をかぶった自称うんち博士(加藤篤代表)が紹介、作業を行い、また、下水汚泥・浄化槽汚泥の炭化と炭化オデイの農地利用の取材、バキューム車、浄化槽汚泥濃縮車などの紹介などを行ってきました。その方の地区(山形県、北海道)でも取材を重ね、放映時間7分~10分程度にまとめられるとのことです。

24日は富山に移動し、豆乳工場の排水処理施設の現地調査・指導を行ってきました。ここも当初、汚泥が発生しないという触れ込みで建設され、今では、汚泥が出過ぎて、どのように運転したらよいか?、構造的にも各種不備がありましたが、運転手法の変更でチャレンジしてみることとしました。

24日の晩は、35年前JARUS型施設の調査協力の申し出に応え、一緒に24時間調査を行った旧友と楽しいひとときを過ごすことができました。

25日は((公社)富山県浄化槽協会、富山県環境政策課 主催)の浄化槽管理士研修会に登壇しました。保守点検業登録に際し、浄化槽管理士が5年に一度研修を受けることが義務化され、従来から実施している県独自の研修会と全浄連方式の研修会を合体させて実施しているものです。

2023年8月28日

2023年 8月11日 今週の活動について

8日 相模大野ボーノの2階にある福祉交流ラウンジで、月4回実施している子育てサロンぽっかぽかのお手伝いをしてきました。赤ちゃんから幼児、そのお母さんを迎えるための掃除、マット敷、体重計、身長系、おもちゃ、CDを準備します。赤ちゃん、幼児を遊ばせながら、お母さんたちの情報交換の場として活用され、時に民生委員児童委員の先輩方からアドバイスをする等、あたたかく、楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。

午後からは、9日に農水省農産局に行く事前準備として、東京で株式会社日本環境管理センター牧野氏、大西衛生株式会社大西氏と打合せを行いました。

9日朝から農水省農産局技術普及課において、下水汚泥、浄化槽汚泥等の国内資源を肥料利用に向けた取り組み、特に補助金制度の仕組み等について、ご指導を頂きました。牧野氏は、20年以上も前から汚泥炭化を手掛け、かなりの実績をお持ちです。岡城は公益財団法人日本環境整備教育センター時代に、汚泥の炭化についてベンチスケール、パイロットスケール、実機へと汚泥炭化のメカニズム、最適な運転方法、炭化物の性状等について、共同研究を行って参りました。その実機も20年経過して老朽化が激しく、新たな方法を模索しているところです。下水汚泥の活用については国交省も本格的に検討を始めており、その中でも牧野氏の海津市では剪定枝も扱えることから、汚泥をコンポストに転換していく計画をしています。その過程で生じた課題、施設建設に係る補助金等について、情報収集に行って参りました。大西氏の京丹後地区では牧野氏の地区以上に汚泥が発生することから、今後の計画に活かしたいとのことです。

その日の午後からは、民生委員児童委員の役員会、広報委員会に出席しました。

10日は大野南地区社会福祉協議会の三役会に出席しました。

11日からは連休に入りますが、民生委員児童委員の広報資料の作成、富山研修会の準備、浄化槽管理士講習大阪会場講義の準備、9月青森研修会の資料作成等、少しずつ進めたいと思います。

2023年8月11日

2023年8月5日 7月月間の活動について

大変ご無沙汰しております。

今年の猛暑、酷暑、何と言えばよいのか?危険な暑さが連日続いております。

7月の活動を月間として報告させて頂きます。

4日 相模原市民生委員児童委員協議会(市民児協)の常任理事会に出席しました。

5日 インボイス制度の導入に関する税務署の説明会に出席しました。

7日 大野南民生委員児童委員協議会(地区民児協)の役員会および広報委員会に出席しました。

10日 南区地域福祉交流ラウンジの運営委員会に出席し、委員長に就任することになりました。

11日 地区民児協の定例会を開催し、市民児協からの伝達事項、地区の行事等について伝達しました。

14日 教育センターにて管理士1日講義、相模大野に戻って旧友と一献しました。

20日 地区防災隊と地区民児協との連携に関する会議に出席しました。

20日夕刻 地区民児協の親睦会による夕涼み会に参加し、なごやかに親睦をはかることができました。

22日 教育センターのOB、OGと昼間から飲み会をしました。まだまだ皆若いです。

25日 大野南地区まちづくり会議に出席しました。

27日 国連NGO横浜国際人権センター令和5年度「語る・かたる・人権トーク」において、お笑い人権講座「笑顔でくらす、願いにいきる」~自分の人生、自分が主役~が相模原市民会館で開催され、参加し大いに笑って来ました。

27日夕刻 自治会の防犯パトロールに参加しました。

30日 自治会役員会に出席し、懸案事項等について議論しました。

このように慌ただしい1カ月でしたが、その間にも自分の講習の準備、地区民児協の視察レポートの整理、広報誌の作成など、貧乏暇なしですね!

2023年8月5日

2023年 6月23日 視察研修でハンセン病資料館に行ってきました

大野南地区民生委員児童委員協議会では、年1~2回視察研修に行っています。ただし、この3年ほどは、行く機会が極めて少なかった現状にあります。2022年12月に改選が行われ、新任の方々を約半数迎えたことから、新任研修と親睦を兼ねて研修の機会を多くしていきたいと考えています。

市民児協が主催で新任者研修を行っていますが、まだ実感がわかない状況にあります。定例会でも少しずつ話題提供を行っていますが、視察研修にバスで移動し同じ時間を共有することは有意義な事と言えます。

今回の視察研修は国立ハンセン病資料館に行くこととしました。民生委員児童委員が対象とする老人、児童、障害者も含まれ、中には虐待という問題も対象とします。

ハンセン病は1400年も前から日本にあった病気ですが、誤解が誤解を呼び、偏見も重なり、社会から逃げるように生きてきた例が多くあります。1930年頃には、ハンセン病は治らなく恐い病気とみられ絶対隔離が必要であると、国や県が宣伝しました。

1947年にハンセン病を治すことのできる初めての薬(プロミン)が登場します。しかしながら、発症した患者さんたちの容姿をみると感染力が強くうつるのではないか?等もあり、病気からの回復者を療養所に入れ続けることを決めていた「らい予防法」が残っていて、1996年にやっと廃止されました。

その後、回復者たちは政府に対し裁判をおこし、結果的には回復者たちが勝訴し、政府は謝ってハンセン病への偏見や差別をなくすことに努力することを約束しました。

ハンセン病は不治の病と思われていましたが、1947年に治療薬ができ回復される方々が多くみられました。しかし、後遺症がひどく見た目などから、社会の偏見、誤解はかなりの長きにわたって隔離を強いてきた現状にあります。

現在では、3~4種類の飲み薬を飲むことによって、手足や目に障害を残さないで治すことができます。今は衛生状態、健康状態がよいため、ハンセン病にかかる人はほとんどいません。

人類は感染症との闘いを繰り返してきています。不治の病とされたものが、医学の進歩により治療が可能となったものが多くあります。しかし、症状や後遺症などにより、誤解や偏見が生じ、虐待にまで至ってしまうケースは現代においても課題の一つと言えます。

私たちの身の回りのいろいろな障害を持ってしまった方々にも同じような苦悩があり、そのご家族にも大きな負担がのしかかっていることは同様のことと思います。

民生委員児童委員として、このような方々にも寄り添っていけるように努力していきたいと思いました。

2023年6月25日

2023年 6月20日 大野南地区まちづくり会議に出席しました

2022年12月に大野南地区民生委員児童委員協議会の会長に就任して、暫定的に大野南地区まちづくり会議の委員を前任者から引き継いできました。令和5年度になって第1回の本会議において正式に委員に就任したことになります。

各自治会連合会、社会福祉協議会、各商店街振興組合、小中学校PTA、老人クラブ連合会、各公民館、各包括支援センター、公募者が集う会です。

本会は第1回ですので、行政から今後のまちづくりについての情報提供の後、改選に伴う役員の選任を行いました。

これまでの経緯と伊勢丹撤退後の跡地開発の状況等が報告されましたが、その中で、相模大野駅から伊勢丹へ抜けていた季節の橋の行き止まりに対して、階段を下ろす工事が進行中であることが示されました。現に交通渋滞が発生しており、道路をふさいだ工事方法に改善が求められました。すでに計画・工事着工と認可されているものでありますが、この階段は道路におろされることがわかりました。いろいろな経緯があったにせよ、完成後は道路の一車線が完全につぶれることが明白なとんでもない工事で、将来にわたって大きな問題を残すものと考えられました。

令和5年度の役員会、委員会の日程が示され、ほぼ毎月の日程であり、特に11月に予定している市長を交えた地区まちづくりを考える懇談会に向けた議題の集約も検討課題の一つであるとの事でした。

2023年6月25日

2023年 6月16日 公益社団法人福島県浄化槽協会総会の特別講演に登壇しました

2023年6月16日定時総会が開催されました。本総会におきましては、始めに特別講演があり、その後に総会が行われる形式でした。

今回のテーマ「浄化槽業界の未来に向けた社内体質改善と会社にもとめられるもの」としました。講演の流れは次のとおりです。

1. 維持管理会社の社会的役割と浄化槽の変遷について
2. 浄化槽分野の社員満足度アンケート調査結果に関する一考察
3. 浄化槽維持管理における3業務個々の責任と連携について(コンプライアンス、アカウンタビリティ)
4. 必ず起こる災害!しなやかに回復する(レジリエンス)システムが重要

本総会には経営者が出席される割合が高く、その方々の耳の痛い話とはなりましたが、浄化槽を末永く使って頂くためには必要不可欠な内容と考えました。特に、2代目、3代目には先代の苦労を理解し、ますますの努力を期待するものです。

本総会では、表彰者への賞状授与、令和4年度の事業報告、決算報告、令和5年度の事業計画、予算案が検討されました。

また、役員の改選に伴い、16年間会長をお勤め頂いた大河原正一氏が退任されました。本当にお疲れ様でした。後任には紺野正雄氏が就任され、新体制での船出となりました。

岡城も4月から技術顧問に就任致しましたので、応援していきたいと思います。

2023年6月18日

2023年 6月15日 公益社団法人広島県浄化槽協会の理事会に出席しました

2023年6月15日令和5年度第1回の理事会が開催され、出席しました。

令和4年度の事業報告、決算報告、令和5年度の事業計画、予算等について検討致しました。6月30日に開催予定の総会対応にもなる理事会です。令和5年度の検査基数は9万基を超え、いよいよ10万基が見えてきたところです。

また、8月28日には10周年記念式典が開催されるとの事で、苦労されながら受検率向上に努め、まもなく10万基に達するところまできました。検査料金の支払、回収については、支払督促を簡易裁判所に行うことによって、99%以上が支払っているとのことです。地道な督促と粘り強い対応が実ったものと考えられます。

下水道料金のような場合には、差し押さえ等の強制的な手段が可能ですが、浄化槽についてはなかなか難しいです。本県の回収事例を全国浄化槽技術研究集会の検査員研究会でご報告頂きましたが、他機関や行政からは質問もなく、どのようになっているのか、相当の未収があるのではないかと推察されます。

2023年6月18日

2023年 6月13~14日 岐阜のコンポスト施設を視察、打合せを行いました

2023年6月13日の晩に岐阜羽島入りし、翌朝8時から運転が開始される牛糞原料の縦型スクリュー方式切り替え撹拌方法のコンポスト施設を視察しました。山積みされた混合汚泥を縦型スクリューが回転しながら少しずつ移動し、計5回ほど繰り返しました。今回の視察目的は、このスクリュー型装置の機能を見ることです。日本環境管理センターはこれまで下水汚泥、農集汚泥を乾燥・炭化を行ってきましたが、長年の使用に伴う炭化装置の劣化が目立つようになりました。炭化装置の更新として、また炭化も捨て難いですが、燃料の高騰、炭化時の重金属の濃縮等の課題があり、近年のSDGsの観点からコンポストも有効と考え、検討しているところです。

コンポスト施設が大型化すると原料と資材の混合撹拌、コンポストの切り返し、コンポストの移動、空気供給設備等の課題を検討しなければなりません。今回の目的はコンポストの切り返し部分ですが、確かに従来法と比べ上下の混合撹拌切り返しは優秀とみられました。一方、コンポストの移動については困難と判断され、ホイルローダー等を用いた移動が不可欠と考えられました。

その後の打合せにおいて、他社製品で縦型スクリューで斜め稼動している物があることがわかり、コンポストの移動にどの程度有効かを視察してみることとしました。

 

2023年6月18日

2023年 6月2日~6月13日 種々の行事

6月2日 相模原市民生委員児童委員協議会(市民児協)の常任理事会(月に1回開催)に出席し、大野南民生委員児童委員協議会(地区民児協)の定例会への連絡事項を確認しました。

6月6日 大野南こどもセンター第1回運営委員会に出席しました。館長が交替し、新体制となった旨が報告されましたが、当初の予定職員数より1名欠員となり、こどもの人数が増加している現状に対し、行事の遂行に難しい面が生じているとの事です。令和4年度の各種報告を頂き、令和5年度の事業計画等の協議を行いました。

6月7日 地区民児協の中にある災害時活動検討委員会に急遽出席することになりました。本委員会のこれまでの経過確認と今後の方向性について、少し意見を言う機会を設け連携を図っていくこととしました。

6月8日 地区民児協の会長に就任すると大野南地区社会福祉協議会の副会長も併任となり、その第1回の役員会が開催され、会長交代後の初めての会議でした。新役員の顔合わせと令和5年度の事業計画等について話し合いました。

6月9日 地区民児協の役員会が開かれ、市民児協から伝達事項および地区民児協独自の検討課題について協議し、定例会への準備を行いました。同日、その後、広報委員会を立ち上げるためのプレ広報委員会を開催しました。予め声掛けをして出席頂いたメンバーに委員承諾を得、第1回の広報委員会としました。民生委員児童委員を地域の皆様に知って頂くための広報誌を作成していきたいと考えています。

6月13日午前中 市民ホール廃止案に対し、その存続を願った嘆願書、住民による署名活動が実施されています。署名を市長に届けていますが、今回は副市長直々に南地区自治会、福祉協議会、民児協・・・の意見を聞きたいとお見えになりました。フランクな意見交換会が設けられたことは有意義ですが、それが反映され市民ホールが存続されることを願います。

6月13日午後 地区民児協の定例会を2回に分けて実施しました。6月1日からの新メンバー1名が加わり定員84名のうち1名だけ欠員となり、本地区は成り手不足がかなり解消され、他地区にくらべて高い充足率が得られています。各種伝達事項をお伝えし、23日の視察研修(ハンセン病資料館)の詳細をお示ししました。

 

2023年6月18日

2023年 5月31日 岐阜県浄化槽市町村協議会総会で講演しました

2023年5月31日に岐阜県浄化槽市町村協議会総会が海津市役所で開催されました。

昨年度まではオンライン開催で総会を開催しておられ、対面は本年度からとの事です。

開催地の海津市から地元業者の(株)日本環境管理センターに講師紹介の要請があり、技術顧問をしている岡城をご推薦頂きました。テーマは災害関係として、令和 4 年度 浄化槽シンポジウム福岡で講演した「災害時のトイレ対策の一役を担う浄化槽 」をペースに、「必ず起こる災害!しなやかに回復するシステムが重要」というテーマで講演しました。

内容は、災害原因の分類、これまでの経験として東日本大震災における地震・津波の影響、2019年台風19号による河川氾濫・洪水の影響をお話し、浄化槽および下水道の被害状況と日常に回復するまでの期間(浄化槽は3カ月以内、下水道は1~3年)、苦労などを認識して頂いた。

また、発災時のトイレ問題、、避難所トイレ問題、その対策として防災計画の見直し等を整理した。結果として、分散型システムとして浄化槽がリスク分散につながることを確認した。

「VUCAな時代」、すなわち先を見通すことが困難な現代社会において、災害に強い強靭な社会も大事であるが、被災から立ち直る回復力を備えた地域づくりが必要である。災害は避けられず、必ず発生するものであり、その難局を切り抜け、しなやかに回復するレジリエントな社会が求められます。

発災時には、トイレ問題、し尿処理問題、避難所問題などに対して、市町村、関連業界が一丸となって、この危機事象に対して負けない組織・社会を目指すことを目標とすることが重要であり、私たちの業界・組織は生き残り、社会的な役割・責任を果たし続ける義務があります。

2023年6月1日