2021年 9月13-14日 富山県浄化槽協会 浄化槽管理士研修会に登壇しました。

富山県浄化槽協会では例年、県から受託の浄化槽管理士技術講習会を実施されており、講師として度々登壇させて頂いています。

改正浄化槽法を受けて「浄化槽保守点検業の登録に関する条例」が改正されたことにより、業登録更新において浄化槽管理士に対し、登録有効期間(5年)ごとに1回以上研修を受講させる必要があると明記されました。

協会では富山県、全浄連、日本環境整備教育センターの協力のもとに「浄化槽管理士研修会」を計画、実施することとされました。本研修会のうち地域独自研修部分について、岡城へ講師依頼が参りました。

そのテーマについては岡城に任せるとの事でした。日本環境整備教育センターが担当する浄化槽保守点検業の登録に係る研修会テキストを用いた講義とできるだけ重複は避けたい事、テキストを理解するための予備知識が必要である事、基本的な知識を再認識してほしい事などから、テーマを「あらためて浄化槽の基本事項について」としました。

研修会のプログラムは次の通りです。

  • 開講        県環境政策課長あいさつ
  • 県環境政策課    浄化槽行政の動向について
  • 岡城        あらためて浄化槽の基本事項について
  • 濱中(教育センター) 浄化槽保守点検業の登録に係る研修会テキストを用いた講義
  • 閉講        修了証書の交付

当初、富山県内会場において実施予定でしたが、コロナ禍で緊急事態宣言中の計画であるため、急遽、岡城と濱中の講義はリモートで実施することとなりました。

本来対面で様子を見ながら、講義資料に説明を書き込んで、理解を深めて頂きたいところでしたが、残念ながら叶いません。そのため説明部分をテキストに赤字で記入、強調した資料を準備して講義することとしました。

岡城の講義「あらためて浄化槽の基本事項について」の内容は次のとおりです。

確認する基本事項

  1. 浄化槽はどこからどこまで
  2. 流入・季節・処理機能は非定常
  3. 構造例示型と性能評価型の違い
  4. 単位装置の処理機能評価と水質評価
  5. ろ床・沪床・濾床・ろ過と洗浄・逆洗効率

リモートで質問も控えるという一方的な講義でしたので、ご理解頂いたかが不安ですが、今後の業務に役立てて頂ければ幸いです。

2021年9月15日

2021年 7月23日 7月9日ワクチン接種2回目終了 本日PCR検査陰性 報告

ワクチン接種とPCR検査の報告です。

第1回目のワクチンを6月8日に接種し、2回目を7月9日に行いました。2回とも接種部位の痛みは2日間続きましたが、2回目では38.5℃の発熱と倦怠感があり、薬を服用して解熱し、2日間でほぼ副反応は消失し落ち着きました。

そして元々予定していました7月27日~31日宮古島と石垣島の出張に対し、ワクチン接種2回目から2週間が経過していますので、免疫を獲得したものと想定されました。しかし、2回接種してもブレイクスルー感染が懸念されることと、沖縄県が緊急事態を継続していることもあり、23日にPCR検査を受けた次第です。

幸い陰性と結果が出ましたので、地元の人にも安心して頂けるものと考えています。

オリンピックは始まりましたが、まだまだコロナの収束は見えません。しかし、平静を取り戻すための努力は怠らずに、また、皆様と一緒に仕事ができることを願っております。

2021年7月24日

2021年 6月8日 新型コロナウィルスワクチンを接種してきました。

新型コロナ感染症は非常事態宣言が功を奏し、だいぶ落ち着いて来ました。

しかし、日本全体の母集団に対し、決めた事を守る人、守らない人は必ず存在します。さらに、法規制や罰則があっても守らない人は必ずいます。その中で、感染症の問題と経済の問題、長期自粛に伴う気の緩み等・・が絡んでしまうと、なかなかその歯止めは効きにくくなっている現状です。

汚水処理、汚泥処理等の衛生処理に係る私共の業界の方々は、日頃の現場作業において衛生安全対策を行っている事と、今回はさらに強化して対策が講じられていることと思います。余談ではありますが、現場作業の方は多少なりとも汚水・汚泥等に接する機会の中で、ウィルス・細菌に暴露され免疫を獲得しておられる方がおられるかも知れません。

今回の新型コロナウィルスは、飛沫、経口感染による割合が高いことから、それを踏まえた対策が最も有効であることは明らかです。すなわち、自己防衛によって相当な対策が可能といえます。そうは言っても、人と人が接する機会を0にすることはできません。

ワクチン接種できるまで、しばらくは自己防衛、ご自愛頂きながら頑張りましょう。

相模原市では年齢別にワクチン接種券が発送され、65才~68才は6月17日から発送される予定です。これに対し現在民生委員・児童委員をしている人には、一般の申込者のキャンセルが出た場合に、その対応をするようにと早めに接種券が発送され、6月1日には手元に届きました。キャンセル対応との依頼ではありましたが、自衛隊東京大規模接種センターにインターネット予約を入れてみたところ、本日8日のたまたま空いているところを予約できました。

本日の受付から①予診票確認⇒②予診⇒③接種⇒④証明書交付⇒⑤経過観察⇒⑥帰宅まで、誠にスムーズに済ませることができました。地方ではまだまだ予約が取れないと大騒ぎの所が多い中、スムーズに接種できたことが申し訳ないような気がします。早めに接種を終えて、近所の高齢者のフォローができればと考えております。

集団免疫を獲得して皆様方とお会いできます事を楽しみにしております。

2021年6月8日

2021年 4月5日 新年度に向けて

昨年末の投稿から3カ月が経過し、その間に緊急事態宣言が延長そして解除という対処療法が行われて来ました。人の流れ、意識の変化に伴う感染者数の増減が、当初から第₁波、第2波、第3波、・・・大きくなると予測されていました。それでも世界の感染者数・死者数に比べれば少ないことは事実で、それが故に政治決断や対策が遅れているのも事実です。

たまたま第4波の時期は年度の切替わりで人の流れが大きい時期であることと、危機意識が弱くなっていることも相まってしまいました。個人的な対策は大部分の人はしっかりできていますが、人が集まると気が緩み、それを待っていたかのようにウィルスは侵入してきます。

本来、少々の侵入ではそれを防衛するための免疫機能の働きで対応できますが、飛沫に含まれるウィルス量はそれを上回るほどに莫大です。しばらくは自己防衛しながら体調管理、精神管理を行い、ワクチンが接種できるまでは頑張りましょう。

この間、2月中旬に仙台における講習会に登壇するため新幹線を予約しておりましたが、地震の影響で不通となってしまいました。そのため、行きは高速バス、帰りは飛行機となりましたが、いずれも満席状態でした。マスクをして話もせず静かにしているしかありません。このような車内、機内での感染は空気の入れ替えが十分であるので、むしろ座席移動時のシートに素手で触れること、それが目や口から侵入することがSARSの時に検証されています。

2月、3月にいくつかの出張はありましたが、十分に注意して感染は逃れております。一方、この間にリモート会議、研修をすることとなり、Google MeetやZoomといったWeb会議ツールを使って2時間から3時間やり取りすることができました。人前での講習と違い、自分の声と聴衆側の音とが実感できず、自分の音量調整に慣れないといけない事を実感し、機材の充実を図りながら進めていきたいと考えています。

新年度においても、皆様方の少しでもお役に立てるように努力していきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

2021年4月5日

2020年 12月31日 今年の終わりに

ホームページを開いてみたら、ちょうど1年前に投稿して以来ということに気づきました。そのくらい、コロナ、コロナの1年であったことを、改めて認識させられました。

浄化槽管理士講習では、本来の東京会場定員150名程度に対し、申込数の減少にキャンセルが加わり28名といった時もありました。

一方、研修会については多くが先送りとなりましたが、富山県主催、公益社団法人富山県浄化槽協会が実施した浄化槽管理士技術講習会に呼んで頂き、11月19日と20日に2回に分けて、テーマ「コンパクト型浄化槽の特徴・トラブル事例と生物処理の観点からの対策」と題し講演してきました。

一方、技術顧問契約を頂いている会社においては、現場における実験(市販されている残留塩素の測定に関する検証、マイクロナノバブルの浄化槽への適用、汚泥の燃料化等)、各種現場の運転確認と助言や指導、浄化槽汚泥の下水道投入に係るmix事業に関するアドバイス等を実施してきました。

浄化槽、下水道等は当初は感染症対策として出発した面があり、いかに感染しないように浄化するかを技術的に進めてきたもので、現在では環境、廃棄物、資源等、様々に展開しています。これら水系感染症の防止、人と人・物との接触感染防止、汚水汚物からの飛沫・空気感染防止等、病原菌が拡散、感染しないための対策に応えてきました。

今回の新型コロナウイルスは、その感染経路が極めて多様であり、感染してすぐに発病する(症状が出る)インフルエンザと異なる面が多く、感染しても発病しない無症状者から伝播するという極めてやっかいなものであります。

この大晦日において、これまでで最も多くの感染者が報告されております。新年においては月単位で大きく減少し、ワクチン接種が始まってさらに大きな効果が出ることを祈念するばかりです。

皆様、自己防衛をしっかりし、ご家族、周囲の皆様と協力して撲滅できる日まで頑張りましょう。

よろしくお願い致します。

2020年12月31日

2019 12月19日 公益社団法人広島県浄化槽協会 第4回理事会に出席しました。

2019年12月19日に開催された公益社団法人広島県浄化槽協会の第4回理事会に出席しました。

黒瀬会長の進行により、前回議事録を確認した後、本日の議題である以下の職務執行状況が報告された。

・新社屋の進捗状況、・財務状況、・検査手数料の収入状況、・支払督促申立後の収入状況、・受検契約締結状況及び効率化検査実施予定、・行政指導文書に対する契約書等返戻状況 等

新社屋の進捗状況については順調に推移しているが、年度内の完成は困難であり、次回3月の理事会、総会は現在の施設で実施されるとの事であった。

令和2年には浄化槽法の改正に伴う種々の動きが出てくる事が示され、協会が実施してきた活動をさらに進めていくことが表明された。

その後、懇親を深め終了となった。

2019年12月31日

2019 12月13日 公益社団法人 沖縄県環境整備協会の浄化槽管理技術向上研修会に登壇しました。

公益社団法人沖縄県環境整備協会が主催する2019年12月13日<第7回>令和元年度浄化槽管理技術向上研修会に本年度も呼んで頂きました。

本年度頂いたテーマは「浄化槽汚泥の減量化について」でしたが、浄化槽からし尿処理施設までの処理過程で実施することができる汚泥の減容化と減量化について解説しました。

昨年度の研修で、沖縄汚水再生ちゅら水プラン2016を題材に、汚水処理構想が下水道ありきで計画されているが、実態としては浄化槽の普及が益々進行しており、汚泥処理の問題が発生することを示しました。

本年度のテーマを協会内で検討された結果、浄化槽汚泥の減量化となったとの事で、実際の現場では深刻な状況になっているようです。

研修会に先立ち、石垣島、宮古島に立ち寄り、情報収集を行いましたところ、ここでも新たな汚泥処理計画が提案されているが、その計画が適切とは言えない状況との事でした。

浄化槽、し尿処理の業界が一丸となって汚泥処理問題を議論し、方向性を見出す必要性があることを強く感じました。

2019年12月14日

2019 11月20日 NPO法人日本トイレ研究所10周年記念イベント 「トイレに、愛を。フォーラム」に出席しました。

NPO法人化して10年が経過した日本トイレ研究所が記念イベント「トイレに、愛を。フォーラム」をGINZA SIX で行いました。

日本トイレ協会および地域交流センターの時代から山のトイレ問題にも取り組んで来られ、山のECHOにおいて環境省の実証事業を実施して来ました。その後、NPO法人として認可された日本トイレ研究所がそれを継続することとなり、岡城もアドバイザーとしてバックアップしてきた経緯があります。

本研究所は快適トイレ、災害トイレ、子供たちの排便問題など、人間の根幹に係る問題に取り組んでおり、多くの協力者を得ることとなりました。

本フォーラムでは、加藤代表が最初に日本トイレ研究所のNEXT10として、過去から今後の10年先の見通しを示しました。

次に、記念講演としてヤフーCEO川邊健太郎氏から「今後のインターネットとトイレについて」を話されました。川邊氏のお話において、弱腸という言葉を使って本人の体質を表現され、何か行動する場合には、まずはトイレありきであったことを示されました。自社ビルでもインターネットを活用してトイレの満空状態をすぐにわかるシステムの適用試験を行ったことや、今後の課題として災害時トイレへの適用等、幅広くお話がなされました。ちょうどLINEとの統合等がありましたが、その辺の話はオフレコとのことでした。

その後は交流会を立食パーティ形式で、名刺交換を行う等、各自のコミュニティが拡大されました。

今後も多くの方々の協力を得て本研究所が必要とされる団体として発展することを祈念致します。

2019年11月25日

2019 11月13、14日 一般社団法人 新潟県浄化槽整備協会の研修会に登壇しました。

一般社団法人新潟県浄化槽整備協会が主催する令和元年度浄化槽業務従事者研修会が開催され、2019年11月13日新潟会場、14日長岡会場の2会場において、講師を務めました。

研修内容は次のとおりです。

1.浄化槽行政の現状について

2.省エネ事業について

3.コンパクト型浄化槽の抱える課題・トラブル事例・その対策 (岡城担当)

4.情報交換会 (一部岡城担当)

各会場40名程度で顔が見える研修会でした。そのためか熱心で、特に情報交換の時間には4~5名程度がグループとなって、日頃抱える課題等を個々に発表することで、問題意識を高く持って実施することができていたと感じました。

浄化槽法の改正に係る浄化槽管理士への研修については、県内には管理士数629人がおられ、保守点検業の登録と絡め令和2年度がちょうど更新時期となる業者数が多くなるとのことから、法改正を背景にさらに充実されることを期待します。

2019年11月15日

2019 11月2日~9日 中国四川省に行ってきました。

四川省農業庁は、日本の農業技術の協力と交流を強化するため、「家畜-処理の家畜糞尿を効率的に使用-草-家畜養殖-美しい農村」の環境循環型モデルを立ち上げ、2017年より四川省の農村家畜糞尿の効率的有効利用、美しい農村の建設実証事業をスタートし、今年は3年目となります。

2019年11月2日に成田で1泊し、3日の便で成都への直行便で飛びました。
今回のプロジェクトにおいても 、現地視察と研修を目的に実施されました。
視察した場所、研修を行った場所は、次のとおりです。
① 崇州市 農村振興地域 農作物エリア、畜産エリア、住居エリアと区分して、一体型の農業地域を形成しているモデル地区を視察しました。他にも多くの見学者が来られていました。
② 崇州市 华川集団 民間の施設で広大な地域に農業、研修等を数百人規模で実施でき、宿泊もできるセミナーハウス、ゲストハウスを視察しました。
その施設において、浄化槽(日本環境整備教育センター雲川氏と岡城)、農業関連(沖縄県青年海外協力隊を支援する会のJICA専門家OBの善平氏)について講演を行いました。
③ 楽山市 日本の愛媛県のみかん栽培を導入し、広大なミカン畑を視察しました。ここでは観光農園も実施し、休日には多くの来場者があるとのことです。この地域では、養豚も盛んで、その廃棄物を嫌気性消化した液肥を農業利用していました。その廃棄物量が多いため、現在、大規模な嫌気性消化タンク、ガス回収タンク、コンポスト施設を建設中でした。その途中の移動場所では、住宅地からの排水処理を担う中国産の浄化槽が設置されており、内部は見れませんでしたが、処理水を土小処理した処理水が採取できましたので、簡易水質測定を実施したところ、NH4-Nはほぼ0mg/L、NOx-Nが15mg/L程度、PO4-Pはほぼ0mg/Lでありました。設計計算を逆算すると1人当りの汚水量は60L/日程度と考えられました。
④ 楽山市(その2) 個人住宅規模において、畜産、農業を営んでいる場所を視察しました。以前は豚を多く飼育していましたが、豚コレラの発生により豚の殺処分を余儀なくされたとの事です。その他の家畜汚水を嫌気性消化して得られたメタンガスの料理への有効利用、少ない時には都市ガス利用のハイブリッドとしていました。その住宅の横には日本の浄化槽が準備されており、12月には工事、使用開始される予定との事です。
⑤ 成都 農業庁の出先の職員が成都に会し、②で行った講演を同じように行いました。
講演においては、極めて活発に質疑がなされ、関心の高さが感じられました。
今回も視察途中で楽山大仏、金龍長城、竹林、公園等にも行く事ができました。また、四川料理も堪能し、食材の豊富さには呆れるぐらいで、そこで出る廃棄物の行方は大変気になるところです。

3か年計画の3年目が終わりましたが、日本の浄化槽が設置されるのはこれからです。今後どのように展開するかは不明ですが、また要請があれば協力したいと考えております。

2019年11月11日