2023年 11月21日 まちづくりを考える懇談会「地域の未来を語ろうwith市長」に出席しました

まちづくり会議に出席するようになり、これまで大野南地区のこれからについて検討してきました。特に、相模原市の「南の玄関口」として、伊勢丹が撤退してからの跡地問題、周辺施設の活用、商業施設の活性化やにぎわい創出、各種まちづくりについて多方面から検討を重ねてきました。

今回はまちづくり会議の委員22名、本村市長、奈良副市長、加藤南区長、藤井環境経済局長、大田まちづくり施設部長、榎本市民局長、仙波南副区長、他にも市の担当者9名と多くの出席者が揃う懇談会でした。

市長の挨拶では、冒頭に南区として懸案となっていた小田急センチュリーホテルの懇親会場の再開を小田急と交渉中であることが報告され、出席者の気持ちが前向きになりました。

まちづくり会議からは、自治会活動での取組、保健・福祉・医療分野での取組、産業・経済分野での取組、文化・教育分野での取組のそれぞれの立場から報告がなされました。市の取組み状況報告を受け、各委員からも積極的に意見が述べられ、和やかに会は進行しました。

市長の感想は以下の通りになります。

・懇親会ができる場所について、小田急電鉄に話をしている。地域等の声を前向きにとらえて、小田急電鉄も真剣に考えてくれている。
・大型店との連携も非常に大事だと考えている。既存の施設など地域資源を生かして、他市にはない取組を行っていきたい。大野南地区は相模原にとっても宝だと思っている。
・相模女子大学が検討している施設整備の件について、南区においてもそのような拠点ができて、緑区橋本で行っているような取組ができると面白いので、早めに議論をさせていただきたい。
・自治会への加入について、集合住宅の住民の加入は大きな課題である。自治会に関する条例も八王子市などで制定されており、自治会への加入促進は重要なため、条例で定めることが良いかも含めて、本市でも庁内で検討してきた。自主防災隊も含めて自治会の役害llは非常に大きい。管理組合との情報連携という提案をいただいたことから、引き続き取組を考えていく。
・谷口・鶴園小では放課後児童クラブが満員と聞いており大きな課題だと考えている。今後も人口増が見込まれ、既存の教室を児童クラブに使えないかと考えている。
・車の渋滞解消のため多角的に検討・提案している。県道51号について、信号の歩車分離が実現できたので、人溜まりの様子など聞かせていただきたい。
・中学校のエアコン設置やトイレ改修等学校施設の改修については、災害時の避難場所にもなることから、市としても課題であると考えている。財政負担について、長寿命化対策も含めて研究している。
・大野南中学校について、雨漏りは今年度中に修繕する予定。教育環境はしっかり整えていきたい。夜間学級を開設しており、今後とも開かれた学校を作っていきたい。学校の開放についても、教育委員会と話をしているところ。
・相模大野駅の電車接近メロディへの採用については、実現できるように頑張っていきたい。
・相模大野ステーションスクェアでのピアノ事業については、相模大野の定番のイベントになったと感じている。
・まちづくり会議とは、懇談会を年1回行っているが、私を含め副市長や区長に来てほしいなど要望があれば、小さな集会でも現地まで伺うのでお声掛けいただきたい。お互いに言いたいことを言える仲であることが大事だと考えている。まず、出向くという姿勢に変えていき、対話をしていきたい。
・今後も様々な形で対話をさせていただきながら、ワクワクする地域づくり、他市にはないまちづくりをしていきたい。行政だけでは限界があるので、知恵や発想などを教えていただきたい。市としても勉強しながら一緒に、後世に残るまちづくりを進めていきたい。

以上

2023年12月24日