2021年 4月5日 新年度に向けて

昨年末の投稿から3カ月が経過し、その間に緊急事態宣言が延長そして解除という対処療法が行われて来ました。人の流れ、意識の変化に伴う感染者数の増減が、当初から第₁波、第2波、第3波、・・・大きくなると予測されていました。それでも世界の感染者数・死者数に比べれば少ないことは事実で、それが故に政治決断や対策が遅れているのも事実です。

たまたま第4波の時期は年度の切替わりで人の流れが大きい時期であることと、危機意識が弱くなっていることも相まってしまいました。個人的な対策は大部分の人はしっかりできていますが、人が集まると気が緩み、それを待っていたかのようにウィルスは侵入してきます。

本来、少々の侵入ではそれを防衛するための免疫機能の働きで対応できますが、飛沫に含まれるウィルス量はそれを上回るほどに莫大です。しばらくは自己防衛しながら体調管理、精神管理を行い、ワクチンが接種できるまでは頑張りましょう。

この間、2月中旬に仙台における講習会に登壇するため新幹線を予約しておりましたが、地震の影響で不通となってしまいました。そのため、行きは高速バス、帰りは飛行機となりましたが、いずれも満席状態でした。マスクをして話もせず静かにしているしかありません。このような車内、機内での感染は空気の入れ替えが十分であるので、むしろ座席移動時のシートに素手で触れること、それが目や口から侵入することがSARSの時に検証されています。

2月、3月にいくつかの出張はありましたが、十分に注意して感染は逃れております。一方、この間にリモート会議、研修をすることとなり、Google MeetやZoomといったWeb会議ツールを使って2時間から3時間やり取りすることができました。人前での講習と違い、自分の声と聴衆側の音とが実感できず、自分の音量調整に慣れないといけない事を実感し、機材の充実を図りながら進めていきたいと考えています。

新年度においても、皆様方の少しでもお役に立てるように努力していきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

2021年4月5日