2022年 10月26日 公益社団法人沖縄県環境整備協会の研修会に登壇しました

25日中に、広島⇒羽田⇒沖縄と長いフライトを終え、無事に那覇に到着しました。結構家族連れ、観光客も多く混雑している状況でした。

公益社団法人沖縄県環境整備協会では、浄化槽法の改正に伴う浄化槽管理士の更新講習が始まる以前から浄化槽管理技術向上研修会を実施しており、令和4年度で第10回になります。初めの頃から呼んで頂くことが多く、その半数以上に登壇して参りました。

例年は講師2名で構成されますが、本年度は岡城1名とのことです。そのため、以下のいくつかのテーマを提案し以下の2テーマで研修を行いました。今回の受講生は50名程度ですが、それに加えて、離島へはZoomで8か所を結んで実施されました。

①水質管理の常識、思い込み、勘違い

長年、管理業務を実施していますと、ついつい慣れが生じたり、勝手に解釈したり、誤解したまま業務が遂行されてしまっている例が少なくありません。水質管理も然りで、pHを未だにPHと平気で書いていたり、DO飽和値が変更されたことが周知されていなかったり、その他、技術の根幹に係る部分についてもおさらいし、新しい情報も知っておくことが必要です。本テーマは、これらを補う目的で企画しました。

②災害時の浄化槽被害とその緊急対応及びトイレ確保への取り組み

災害はいつ起きるかは予測できませんが、過去の災害から種々学ぶことはできます。経験したことが無い災害は他人事ですが、直面した場合には身の危険にも及びます。また、災害復旧にかかるまでの対応や避難所でのトイレ問題から健康被害へ影響すること等、重要な課題を抱えています。震災時に下水道で起きた事、浄化槽で起きた事等を整理し、浄化槽の場合にできる早急な処置や速やかに対応するための連携強化、そのための協定の締結等、今後に役立てて頂きたいお話をさせて頂きました。なお、このテーマは12月4日に実施する浄化槽シンポジウム福岡で講演するもので、今回は、事前にちょっと練習させて頂きました。

余談ですが、広島から那覇空港に到着し、ホテルにチェックイン。荷物を部屋に置いて、ショルダーバッグが無いことに気づきます。ホテルは無人チェックインなので、緊急問合せして監視カメラを確認してもらったところ肩から掛けていない!これは空港内と考え遺失物取扱に電話するも時間外との事。空港に戻って確認すべしと、道すがら那覇到着⇒ゲ-トからロビーへ⇒暑いので上着を脱いだ、その時電話が入った⇒そのまま歩いて出口と考えると、これは上着を脱いだ時にショルダーバッグを置いたと推察されました。インフォメーションセンターでその旨を話しましたところ、少し待ちますと、どうやらそのようなものが届いているようです。しばらく待ちますと、私のバッグが手元に届き、日本で良かったと実感しました。中には財布、カード、鍵、免許証、手帳(種々の情報が満載)等、もし見つからなかった事を想像するとゾッとします。

2022年10月27日