2022年 11月1日~5日 九州縦断 4日浄化槽シンポジウム福岡で講演しました

11月4日に開催される「令和4年度浄化槽シンポジウム福岡」での講演依頼があり、その前行程で鹿児島から北上しました。

今回はアメニティいわきの根本氏と浄化槽汚泥濃縮車を納入した会社の実際の運転状況確認を目的としました。

はじめに、鹿児島空港へ飛んで、そこから宮崎県小林市の株式会社小林衛生公社を訪問しました。この会社は小林市における衛生業務をはじめ、浄化槽清掃、浄化槽保守点検、給排水・下水道施工、産廃処理維持の管理や貯水槽清掃などを行っています。また、浄化槽汚泥濃縮車を数台導入し、以前、浄化槽技術研究集会で半田氏が「浄化槽汚泥濃縮車の効率的な運用」を発表され、優秀課題に選定されています。久々に訪問したものですから、「あらためて浄化槽の基本事項について」を研修しました。

翌日には、濃縮車の運転技術の確認と向上を目的に協業組合八代清掃公社を訪問し、実際の作業状況を根本氏が確認、指導を行いました。以前に比べると格段に技術力が向上していることが確認されました。

3日には福岡入りし、講演の準備等を行い、4日を迎えました。

浄化槽シンポジウム福岡は平成24年から始まり、令和2年はコロナで中止、令和3年度はWeb開催とされましたが、令和4年度は第10回目の節目となり対面によるシンポジウムが開催することができました。会場はパピヨン24ガスホール2Fで聴講者は150名程度でした。なお、当日来場できなかった方のために、シンポジウム開催後、一般財団法人福岡県浄化槽協会のホームページより、講演動画のオンデマンド配信を予定しているとの事です。

開会に主催者として、福岡県環境部小磯真一部長と福岡県浄化槽推進協議会から田川市二場公人市長からご挨拶がありました。その後、講演が下記の2題について執り行われました。

講演1 「近年の会員市町村における浄化槽整備手法動向について」

全国浄化槽推進市町村協議会 事務局長 久川和彦 氏

講演2 「災害時のトイレ対策の役割を担う浄化槽

岡城技術士事務所 所長 岡城孝雄  (NPO法人日本トイレ研究所アドバイザー)

会場はとても熱心に聴講されていました。

閉会後は懇親会、二次会と歓待して頂き、当時、講習会等でお世話になった旧友の皆様と再会し、楽しい一時を過ごすことができました。コロナのピークの狭間での開催は、とてもラッキーだったと思います。

2022年11月6日